コラム

お役立ち情報

Column

不動産相談業務生命保険相談業務

2022.8.12

火災保険の値上げ

火災保険

2022年10月に火災保険の改定が実施されることをご存じでしょうか?

(1)火災保険料の値上げ

⇒地域や構造によっては値下げになるケースもありますが、全体としては平均10.9%の保険料の値上げとなっております。

(2)10年契約廃止

⇒従来10年の長期契約にて割引契約ができておりましたが、今後は契約期間は最長5年になりその結果、割引率が減少し実質値上げとなります。

(3)建物及び家財の水濡れ、破損・汚損について自己負担額(免責金額)の引き上げ

⇒自己負担額とは保険金が支払われる事故が発生した際に、契約者が自己負担しなければならない金額のことを指します。自己負担額を設定することで、保険料を抑えることが可能です。現在は、自己負担額の最低額を0円から設定できる保険会社もありますが、10月以降は水濡れ、破損・汚損の自己負担額の最低額が、5万円に引き上げられます。

☆いずれの改定も、全体傾向としては契約者の保険料負担が増える内容となっております。

<対応策>不動産投資をしている人は、利回りを重視されるため長期契約をしている方が多数かと思います。しかし、9月末までに既存の契約をいったん解約し、その時点から新たに10年の長期契約を結ぶことができます。この場合、既に支払済の火災保険料は残存期間に応じて返金されるのでご安心ください。

不動産投資は、いったん投資してしまえば終わりではありません。定期的な見直し、メンテナンスが必要になります。弊事務所においては日々情報収集をし顧問先に対して有用な情報を提供しております。不動産投資においては火災保険についてはもちろんですが、法人で所有されている場合は、建物の大規模修繕に備えて生命保険を活用することも有用です。

弊事務所は不動産投資、生命保険も専門としております。収益物件の投資を考えられている方、すでに運用中の方、遊休の土地をお持ちの方、売却を考えられる方等さまざまなケースに対応することができますので、おこまりのことがありましたらお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

ご質問やご相談は、お気軽にご連絡ください。