コラム

お役立ち情報

Column

会計顧問生命保険相談業務税務顧問

2022.1.13

生命保険の基本

生命保険

生命保険に加入していますでしょうか?

個人で加入している方は残された家族の生活を守るために掛けている方が多いと思います。一方、法人においても生命保険を加入するケースが多々あります。

今回は、法人で生命保険を加入する場合のメリットをご紹介いたします。

まず1番大切なのは役員や従業員の万が一のための保証としての役割です。安心して働くために万が一のことがあった場合の備えとして役員や従業員を被保険者、死亡保険金の受取人を法人(死亡退職金として遺族に支給)もしくはその家族※とすることで、法人への定着率の向上を図ることもできます。

※被保険者を従業員、死亡保険金の受取人を家族とする保険は養老保険と呼ばれており、福利厚生の一環として導入する会社が増えております。当該保険の有効な活用については後日ご紹介いたします。

また、次によく利用されるのは役員、従業員の退職金の積み立てとしての役割です。生命保険には大きく分けて掛捨て型と積立て型の2種類に分類されます。掛捨て型は保険料が安い代わりに解約返戻金がありません。積立て型は保険料は掛捨て型よりも高くはなりますが、中途もしくは満期で解約した場合に、返戻金がある商品です。保険の特徴として毎月の保険料、保険期間、解約返戻金のピークの設定等ある程度自由に設計ができることが挙げられます。法人の場合、保険の種類にもよりますが、保険料の一部を経費処理し、残りを保険積立金として処理をしながら将来の退職金の積み立てを計画的に行うことができるのです。

そのほか生命保険は上手く活用することでさまざまなメリットがあります。ただ、保険契約はいったん契約すると中途解約や契約の変更が困難になることが多々あります。生命保険は加入後、中途解約時、満期時、死亡時、相続時において税金が必ずかかわってくる商品でもあります。生命保険について加入前の相談や現在加入している生命保険の診断、税金等不安なことがありましたら、中立の立場にてアドバイスをいたします。お気軽にご相談ください。

お問い合わせ

ご質問やご相談は、お気軽にご連絡ください。